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拝啓 個人投資家様〈43〉 [雑感]

☆失われた21世紀にしていいのか?

小泉純一郎総理大臣が誕生したのは2001年4月です。
それから、日本は様々な構造改革に取り組みました。
これは「官僚内閣制」から政治家が主役の「議員内閣制」へ
そして「官邸主導」へと政治を大きく変えるものでした。

しかし、小泉さんの後を継いだ「あまあま」の安倍さんに代わり
郵政造反組を復党させるなどしているうちに、気がつけば、
時計の針を戻そうとする勢力に権力が移ってしまいました。
結局最後に笑ったのは、官僚という図式になりそうです。
渡辺善美さんは涙を流して成立させた公務員制度改革が
骨抜きされていくのに我慢ができなかったのでしょう。

官僚もいつまでも、麻生政権が続くとは思っていないと思います。
だから、できるだけ麻生さんのうちに小泉政権下で失った既得権
の復活をしておきたいと考えるのは自然です。
就任の記者会見で「官僚を使いこなす」とか言っていた人が「官僚
に使いこなされている」のだから世話はありません。

国民はこの国の改革をやめて「今だけが良ければいい、ぬるい
社会」を求めているのでしょうか?筆者は違うと思っています。
最近の株式市場からは外国人投資家が去っていったようです。
外国人はこんな「よくわからない、ぬるい」国にわざわざ投資する
必要はないのですから・・・

最近図書館で借りた本に「天下りシステムの崩壊」というのがあり
ます。いかに、この国の官僚機構を変えなければいけないかよく
わかりました。
ただ、安倍元首相を美化している点はきになりましたが・・・

昔、日産自動車は改革しなければいけないことはすべてわかって
いた。しかし、しがらみの中で変えれる人がいなかった。そしてゴー
ン社長になって瞬く間に回復した。というのをテレビで見ましたが、
今の日本も変えなければならないことはわかっているが、ぶれない
リーダーシップで改革に立ち向かう政治家がいないということでしょう。
渡辺善美さんの運動が広がり国民運動となることを願っています。

天下りシステム崩壊―「官僚内閣制」の終焉

天下りシステム崩壊―「官僚内閣制」の終焉

  • 作者: 屋山 太郎
  • 出版社/メーカー: 海竜社
  • 発売日: 2008/07
  • メディア: 単行本



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