SSブログ

拝啓 個人投資家様〈61〉 [雑感]

☆「いろいろの声はあると思うが、あまりしゃくし定規に考えるよりも」

今日の鳩山首相の中国副主席の件での会見の言葉ですが、どうやらこの人はルールと言うものに緩いようです。
ご自分の献金偽装もしゃくし定規に考えないということでしょうか?

日経NETのコラムで夏野剛さんが今の鳩山政権に対して適切なことを述べられていましたのでご紹介します。

やっぱりダメか、鳩山政権 一から出直し成長戦略を

(主な内容)
リーダーシップの不在。常に日本につきまとうこの閉塞感。夏の喧噪のさなかに行われた総選挙がもたらした大きな変化も急速に色あせ、徐々にもとの日本に戻りつつあるこの師走。このまま鳩山政権は本質的な変化を起こさないまま何もできずに終わっていくのだろうか。
 いい政策も悪い政策も玉石混交とはいえ、変化はいいこと。何もしないよりマシ。これまでタブーだったことにもどんどん挑戦し、新しい日本を切り開いていく。これが民主党を中心とする新政権に寄せられた最大の期待だったはずだ。ところが11月ごろから、新しい改革の試みが急に失速してきた感じがする。
〈中略〉
まず、国民新党と社民党との連立を解消すべきではないか。昨今の両党首の発言は目に余る。両党とも今回の選挙で議席を伸ばしているわけではない。つまり国民の信任を受けているわけではない。

 キャスティングボードを握っているように思ってらっしゃるのかもしれないが、しょせん参議院だけである。民主党がいくら参議院で過半数をとっていないといっても、まともな政策であれば、今の自民党が結束して理不尽に反対に回ることもないはず。また仮に、参議院の過半数割れがネックとなって改革が進まないのであれば、次の選挙で民主党が圧勝できるはずだ。首相が連立維持にこだわるあまり、国民の信任を受けていない両党の主張が最優先で政策実現されるという事態は、民主主義としても非常にまずい。
〈中略〉
その中でも特に、通信・放送の一層の規制緩和を推進してほしい。既存のテレビ局やラジオ局の利権を守るのではなく、競争を促進して新しいサービスを生み出す。できれば総務省内の旧郵政省関連の規制は経済産業省に移し、監督規制型から成長促進型の規制へと転換する。
一方、人口減少による市場の縮小を国の存亡の危機と捉え、保育所の整備や小児医療の充実などで子どもを育てる環境を充実させつつ同時に雇用を拡大する。そして大胆な移民政策を打ち出すべき。アジアを中心に日本にあこがれ、日本に働き場所を求める外国人は多い。建設現場や工場の現場では外国人労働者がたくさんいる。すでに日本経済の一翼を担っているのだ。移民を受け入れ、国内市場を拡大させることをしなければ、日本という国がどんどん縮小する一方である。

 このような前向きな議論は今のところ息を潜めているようだが、衆議院で圧倒的過半数を握る民主党だからこそできる大胆な成長戦略を国民は待ち望んでいる。郵政や普天間などに足を取られている場合ではない。がんばれ、鳩山さん。







nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。