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拝啓 個人投資家様〈23〉 [雑感]

☆改革停滞から改革後退そして日本は衰退へ?

 小泉政権時代に痛みにたえ改革を推進したことで、
 やっと景気も回復し、株価も上昇し明るい兆しが見えて
 きていました。
 安倍政権の指導力不足により改革は停滞し、一度は
 絶滅危惧種となっていた抵抗勢力と呼ばれる方々が
 息を吹き返し、安倍さんの参議院選挙惨敗、政権放棄
 からついに、福田政権の誕生となりました。
 小さな政府による効率化ではなく、再び増税による大きな
 政府へ・・・

 当初、筆者は福田さんは小泉政権時の官房長官であり
 安倍さんよりは自民党内でも抑えがきくのではないか
 と期待しましたが、どうやら小沢民主党党首との大連立
 が頓挫したことによりレームダックとなってしまったようで
 抵抗勢力の方々が衆議院の2/3による可決を乱用する
 ことで、今後この世の春を満喫されるようです。
 今、求められるのは小さな政府を志向する志ある方々 
 の終結です。

 ①ガソリンの暫定税率の問題
 結局、現在にいたっても何も議論は進展せず、3月末
 までに議決するとかしないとかの本末転倒の話をマス
 コミもしています。
 十分な議論がなされれば、おのずと正論がでてくると
 思います。それは、暫定税率を道路特定財源で10年
 継続するということではないと思います。

 ②国土交通省の悪巧みによる空港の外資規制問題
 小泉政権時に成田空港を民営化上場との方針が決定
 されました。これを1991年に上場済みの日本空港ビル
 デングを含めて外資の規制を入れ国土交通省の役人の
 天下り先の確保に躍起のようです。
 テレビで塩崎元官房長官が、当初役人の説明はサービス
 がどうのといった説明であったものが、反対問題がでて
 突如、国家安全保障の議論にすり替えてきたようです。
 つまり、資本の規制ではなく、なにがなんでも外資を規制
 したいということのようです。
 国家安全保障というのであれば、こんような枝葉末節では
 なく有事法制のなかで議論するべき話です。

 しかし、役人ばかりを責めてもしかたがありません。役人は今
 ある制度・法律のなかで生きるものなのですから、大胆な
 改革などできるはずもありません。
 改革を指導し行うのは、政治の責任です。政治家が自分で
 考えずに、役人の書いた原稿にのるやり方が復活したことが、
 今の改革後退となり、国民全体に蔓延した閉塞感につながり、
 日本を衰退の方向に導こうとしています。政治家の賞味期限
 ぎりぎりの方々は、そろそろ志のある政治家の方々にバトン
 をわたされてはいかがでしょうか?

 そういった勢力の結集が見えてくれば、株式市場も国内要因
 だけで十分上昇するエネルギーとなることでしょう。
 マスコミの方も次回総選挙までには、政治家の主義主張による
 色分けを国民に知らせる努力をしてもらいたいものです。


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