株式 喫茶〈４２７〉

☆インフルエンザ関連銘柄の急伸以外は低調

東京株式市場はNY市場の上昇にもCMEレベルには届かず
朝方の金融株の急伸も後場には値を消す展開となってしまい
ました。
その中で、豚インフルエンザ関連銘柄だけは急上昇となって
います。豚インフルエンザに関連して野田消費者大臣の発言
が聞こえてきませんが、情報が役所から何ももらえないので
しょうか？消費者庁の先が思いやられます。

名古屋の市長選で河村さんが当選しました。投票率は50.54％
で前回比+23.04％と３２年ぶりの高さだそうです。
投票率上昇に貢献したと思われる無党派の支持は63％だった
そうで有権者の変化を求める気持ちが表れているようです。
しかし、マスコミは森田さんが知事に当選した時は小沢代表の
影響としきりに報道していましたが、今回の河村さんの当選では
知名度のひとことで片付けていますが、千葉県知事選も同じでは
なかったでしょうか？
日経調査で麻生内閣の支持率が32％に上昇したそうです。
しかし、次の首相にふさわしい人では麻生さん18％小沢さん9％で
実に69％の人がどちらでもないといっています。この69％の民意
を汲み取る勢力が国政にないことが残念です。

今日の日経朝刊の『核心』で土谷英夫さんのコラムに面白い文章
がありました。マーガレット・サッチャー英元首相は「お金持ちを貧乏
にしたところで貧乏な人がお金持ちになりません」と発言し改革した
そおうですが、日本も最近改革志向は悪のようで「小さな政府」を
主張する政治家もいなくなったようですが、日本は「大きな政府」
ではなく「巨大な政府」なのですから官僚機構のスリム化をして
せめて「大きな政府」にはなってほしいものですが、麻生政権でそれ
を行うことは不可能でしょう。

タグ：官僚機構のスリム化 核心 名古屋市長選 豚インフルエンザ