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拝啓 個人投資家様〈74〉 [雑感]

☆民主党は連立相手組み替えを

今朝の日経朝刊「大機・小機」に筆者もまったく同感のコラムがありましたのでご紹介します。
以下抜粋です。
〈前略〉
自民党の議席増、民主党の議席減に関心が集中したが、注目すべきは与党の国民新党が1議席も取れず、社民党も議席を減らしたことだ。他方、行財政改革を強く主張したみんなの党は大きく躍進した。
民主党が「選挙が第一」という論理で、改革に逆行する考え方の少数政党の言い分を丸のみしたことへの明確な批判と受け止めるべきだ。本来の改革政党としての民主党がなすべきことは、郵政改革法案の棚上げである。
〈中略〉
また、派遣労働者の働き方を大幅に禁止するだけの派遣法改正案も、労働者の保護強化に重点を置く内容へ抜本的に見直すべきである。
〈中略〉
今回、躍進したみんなの党は、郵政改革法案や派遣法の規制強化には明確に反対している。これらの改革政党との連携を強化することが、旧自民党政権では困難であった、さまざまな既得権と結び付いた旧来の制度・慣行の改革を進めることにつながる。
他方で、財政支出なしで需要を刺激できる可能性の大きな「規制の仕分け」への取り組みを表明したことは評価でき、これは速やかに実現すべきだ。
〈中略〉
財政拡大や規制強化ではなく、新たなビジネス機会を創出することが雇用機会を生み出す成長戦略のカギとなる。
民主党への政権交代時に期待されていた、長期停滞からの脱出は、古き良い時代への回帰を目指す衰退政党ではなく、変化を求める新政党との連携なしに実現できない。自民党との改革競争をリードすることが、菅首相の支持率回復への大きなカギとなろう。

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