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株式 喫茶〈571〉 [カフェタイム]

☆鳩山政権に足りないのは儲ける発想だ

今日の東京株式市場は、米国株の上昇もあり一時10791.04円まで上昇しました。
しかし、後場1時過ぎからドル円が91円台に上昇したことから上昇幅は縮小してしまいました。
売買代金は1.4兆円、売買高21.0億株に増加しています。
主な指数の上昇率は
日経225     +0.25%
TOPIX      +0.42%
TOPIXコア30  +0.30%とTOPIXが堅調でした。
テクニカル的には過熱感もでてきていますが、上値の目処としては11000円前後に2つ窓があります。
10839~10938円で2008年10月6日、11099~11143円にも2008年10月3日に空けたギャップがあるのでその辺がターゲットとなりそうです。

昨晩BSフジのプライムニュースを見ていたら、民主党の古川国家戦略室長が建設・土木の雇用者を農林水産業にシフトするような話をしていました。
儲かっていれば、自然と雇用も増えるし参入者も増えると思いますが、農林水産業の現状を見るに儲かる仕組みがないようです。一部に農産物の輸出やその他、独自の生産方法等で成功している方もいるようですが、雇用者を吸収するよな力はないと思います。筆者も専門家ではありませんが、やはり日本の農林水産業の儲からない要因としては生産性の低さがあるのではないかと思います。
特に林業で雇用を生むためには国産材が売れなくてはなりませんが、国産材を売るためには、輸入材との競争に勝たなければなりません。
方法としては、輸入材に高い関税をかける。国産材と輸入材の価格差を国が補助する。国産材も生産性を向上させて輸入材と勝負できるようにする。といったことが思いつきますが、今日、赤松農水大臣が発言した内容は「公共建築物に関する木材利用促進法案」(国産材利用新法)です。
これは、割高な国産材を公共の箱物で無理やり利用させるというものです。生産性の向上なくして儲かる仕組みはできないと思いますが民主党には儲けることが悪といった考えがあるようでマーケットに好感される政策はなかなか出てこないようです。
雇用の吸収先である農林水産業を所管する赤松大臣には、もっと将来の展望が見える政策を考えてもらいたものです。
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