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株式 喫茶〈559〉 [カフェタイム]

☆日中値幅は78円の小動きで続落

明日は新月ですが、今晩から始まるFOMC待ちなのか動きの少ない日でした。

このデフレ時代に値上げするものがあるそうです。今日の日経朝刊に店頭売りが朝刊140円を160円に夕刊50円を70円に2010年1月より値上げすると書いてありました。朝刊は率にして14%の値上げとなりますがその分記事は読み応えのあるものになるのでしょうか?新聞にしろテレビにしろ変わらなければ厳しい状況となることでしょう。

鳩山首相は「経済成長至上主義はとらない」と発言していますが、では具体的に増税せずにどうやってやっていくつもりなのでしょうか?

自民党の2次勧告で「正しい保守の旗の下、社会主義への祖先返りと対峙し、政府の国民生活への過剰介入を認めない」としています。衆議院選挙の前からこうした小さい政府の方針を明確に打ち出して戦うべきだったのではないでしょうか?ただ小項目に品格という言葉がよくでてくるところにやはりずれている感じがしましたが・・・・

今日の「あらたにす」に伊藤元重さんのコラムがありました。
大変参考になりましたのでご紹介します。
『デフレはユニクロの責任なのか』

以下抜粋です。
○デフレだから多くの人がユニクロを選ぶ

 最近のマスコミの一部には、そうしたデフレの進行をユニクロやニトリなど、低価格路線で売り上げを大幅に増やす企業にその責任の一部をなすりつけるような議論が見受けられる。企業が安売りに走るからデフレが進行するというような議論だ。しかし、経済学を学んだ立場から言わせてもらえば、これは噴飯モノの議論である。

 一部の消費財の価格が下がったからと言って、それが全体のデフレにどのような影響があるというのか。ユニクロやニトリを悪者にするなら、この二つの会社の売り上げが日本全体の消費の大きな割合になるということを示さなくてはいけない。

 言うまでもないことだが、きわめて小さなシェアである。そうした誤った議論をするかぎり問題の本質を見誤る。デフレはマクロ現象であり、もっと別のところに根本的な原因がある。それを是正しないかぎり、デフレを解消することは難しいのだ。

 ユニクロなどが好調なのは、ユニクロがデフレを起こしているからではない。経済がデフレ基調だから、ユニクロのような店が好調になるのだ。小売業には様々なタイプの店がある。低価格を指向する店も、低価格よりは高品質や高サービスを重視する店もあるだろう。どのような店が選ばれるのかは、消費者が決めることである。

 今のようなデフレの時代には、多くの人がユニクロのような店を選ぶ。だから、ユニクロが繁盛するのだ。ユニクロがデフレを起こしたというのではなく、マクロ現象として起きているデフレが、ユニクロの業績を押し上げているにすぎないのだ。

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